伝統の技術と漆へのこだわり

大音師漆器店について

越前漆器は、明治以前は椀づくり中心の漆器産地でした。
角物(板物)と呼ばれる重箱・盆・膳類は明治の後半に、以前より交流のあった輪島塗の産地より職人さんが越前の産地に来られて、角物(板物)塗の技術【布着せ本堅地】を伝授されました。

その指導を受けた一人が当店初代「貞吉」でした。修業を終えた貞吉は独立し、大音師漆器店を創業しました。

当店では、現在も【布着せ本堅地】塗を継承し、【布目塗】【蒔地塗】【木地溜塗】など色々な塗技法を商品毎に考えて製作しています。

布着せ本堅地

修理も承ります

当店では、お使いになられて傷んできた商品は責任を持って修理させて頂きます。漆器は日用食器としては高価なものかもしれませんが、繰り返し修理してご使用可能な環境にやさしい製品でもあります。

修理も承ります

天然漆には菌の抑制作用があります

天然漆には、古くから菌の抑制作用があると言われてきました。近年科学的検知からも立証されています。漆は自然界がもたらした安全性が極めて高い天然素材です。 

食器や家具など、日々の暮らしの中で使用するものには、漆を塗布した製品が最適だと思われます。

漆の抗菌作用